テレビCMに騙されるな!CMがもたらす3つの思い込みとは?

      2014/07/27

CM

毎日何かしらのテレビ番組を見ているあなたは、毎日テレビCMも見ているでしょう。テレビCMを見ていると、たまに「見ている人を騙そうとしてるのでは…?」と思うことがあります。そこで今回は、テレビCMに踊らされて、不要なものを買ってしまわないために、どのような意識を持つべきか考えてみます。

CMの影響力は凄まじい

ネット社会となった今でも、テレビCMは、人々の購買欲に対し、とてつもない影響力があります。当然のことながら、CMを使うと、企業は、商品の存在を知らない人に知ってもらうことができます。また、商品に興味のない人にも、その魅力を伝えることができます。

全く興味のなかったスマホアプリを、CMで初めて見て、ダウンロードしたことがある人も多いことでしょう。例えば、一時期CMでよく見た「マンガボックス」というアプリは、12月にリリースし、1月には200万ダウンロードを達成したそうです。通常であれば、相当質の良いアプリでないと考えられない数字です。これには、CMが大きく貢献したと考えられます。

CMに踊らされる原因となる3つの思い込み

そんな影響力のあるCMですが、簡単に踊らされるのは危険です。うっかり使えないものを購入して、あなたが必死に働いて稼いだそのお金を、ドブに捨ててしまうことになる可能性もあるのですから。では、人々が簡単にCMに踊らされてしまう原因は何なのでしょうか?

「CMで見た商品=評価が高い商品」という思い込み

「CMが流れているということは、みんなの評価が高くて人気の商品なんだろうな」と直感的に思ってしまう人は多いでしょう。しかし、CMによって高められるのは、人気ではなく知名度です。知名度が高いことと、購入者の評価が良いことは、全く別の話です。

もちろん、購入者の評価が良く、口コミで知名度が上がるパターンもありますが、CMや宣伝などの情報だけで知名度が上がるパターンも非常に多いのです。しかし、人は後者のパターンを意識することが殆どありません。「CMで見た商品だから有名だし、みんなの評価も高いだろう」と思い込み、購入してしまうのです。

例えば、「グノシー」という情報収集アプリは、CM放映前に大きなアプリ変更を行い、当時は変更前からのユーザから批判が挙がっていました。しかし、10億円を使った大々的なCM効果により、今までグノシーの存在を知らなかった利用者が一気に増えたことで、ユーザ数はうなぎのぼりでした。CMを見ただけでは、ユーザから批判が飛び交っていたなんて思いもよらないわけです。ちなみに、その後も「広告が邪魔」というレビューが後を絶たないようです。

「CMで見た商品=他の商品より優れている」という思い込み

CMというのは、企業から顧客へのプレゼンのようなものです。商品やサービスの良いところをいかにアピールするか、良い印象を植え付けるかを散々練って考えられた資料を顧客へ見せつける場です。CMを出すだけでも莫大な費用がかかるのですから、CMの作成にも相当な気合いを入れているはずです。そのため、CMを見た人は、その商品が良いものだというイメージを持つのは当然です。

しかし、どんな商品にも良い点はあるので、他の商品についてリサーチせずにCMで見た商品を買うのは時期尚早です。あなたがCMで見て気に入った商品よりも高い性能を持つ商品が、他にあるかもしれません。もし、同じジャンルの商品すべてのCMがあったら、他の商品の方が良いと感じるかもしれません。CMを流しているから、他の商品より優れているというわけではないのです。

例えば、先日記事にさせていただいた「レイコップ」という布団クリーナーなのですが、最近CMをし出していますね。しかし、色々調べ、店頭で使ってみた結果、僕には記事に書いたように他商品(LG)の方が全体的に優れているように思えました。もちろん、どちらが優れているかの判断はその人次第ですが、CMで見たから優れているという考えは危険です。

「CMで見た商品=必要とされている商品」とう思い込み

CMでは、その商品の素晴らしさをアピールします。しかし、時間が限られているということもあり、全体的なイメージだけを見せつけられるので、その必要性を筋道立てて説明してはくれません。つまり、CMの商品が本当に必要とされているかどうかはわからないのです。

例えば、最近よく見る「除菌ペーパー」の類の商品を見てみます。確かに、食卓に菌があると食中毒になるような気がしますし、子供のいる家では特に綺麗にしておきたい、という気持ちはわかります。しかし、これまでの家庭や外食先では、布巾は使っても除菌ペーパーを使って食卓を拭くようなことはほぼなかったでしょう。そして、お肉等の食物が原因の食中毒はよく聞きますが、食卓が汚れていたから食中毒になった、という話は聞きません(あるのかな?)。

もちろん食中毒になる可能性はゼロではないのでしょうし、どちらかと言えば除菌できたほうが良いですが、除菌ペーパーなしでも、これまでの人たちは元気に生きてきたわけです。食べ物が落ちても「3秒ルール」で拾えば食べれるという話ですらあったほどです。そのように考えると、CMで流れる商品が必要な商品かどうかは、考えてみる必要があるでしょう。

思い込みに惑わされずに、一度立ち止まって考えよう

CMには、上記のような思い込みを誘発する力があります。CMをしていなくても、スターバックスのように評判の良いパターンもあります。商品やサービスの本当の価値は、CMには現れないのです。

もちろんお金に余裕があれば、どんどん買ってしまって構いませんが、少しでも節約したいなと思っている方は、このような思い込みに惑わされないように、一回立ち止まって購入を見なおしてみることをおすすめします。本当に必要なものは、あなたのその目でしっかり見定めることで、ハッキリしてくるでしょう。

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