『進撃の巨人』完結まであと3年!作者の意外な素顔と性格

      2014/10/19

諫山創0

累計4,000万部を突破し、映画化も決定した大作漫画『進撃の巨人』、ご存じない方は少ないでしょう。今回、雑誌『ダ・ヴィンチ』にて、作者の諫山創さんへのインタビューが載っていたので、特に面白いなと思った点をご紹介してみます。
※トップ画像は雑誌内で紹介されていた、あずまきよひこさんが描くアルミンです。

中二病でひきこもりなイケメン作者

作者の諫山創さんは、ありのままの自分を語る人物のようです。今回の記事でも冒頭でこのように述べられています。

中二病であることやひきこもりがちな性質であることを隠そうともしない。

あんな激しい絵柄を描きながらも、引きこもりがちというところが意外ですね。進撃の巨人のファンである氣志團の綾小路翔さんも下記のようなコメントを残しています。

プライベート時の諫山先生のイケメンっぷりと、覇気の無さには、最も大きな衝撃を受けました。

また、今回の諫山創さんへのインタビューの中でも、一時期は「ゲームとエロ小説に走った」ことや、「巨人の原点の1つとしてエロゲーの人類を捕食する宇宙人の描写がある」といった、なかなか発言に勇気が要りそうな話もされています(巨人の原点となったものは他にも紹介されています)。

力強い絵柄の漫画と、引きこもりがちな性格と、イケメンなギャップが面白いですね。

完成されすぎない方が馴染み深い

『進撃の巨人』に対して、よく荒々しい絵柄について指摘する読者がいます。しかし、諫山さんはこのように述べています。

僕は、完成されすぎない方が馴染み深いというか、座りがいいんです。バンドでもクリアになったCD音源より、未完成のデモ音源の方が好きだし、絵で言えばラフ画だったり、未完成のものに惹かれるところがありますね。

上記のような好みが、巨人の生々しい描写に繋がっているということでしょう。確かに、『進撃の巨人』からは、綺麗な絵柄の漫画家には表現し難い、生きる執念のようなものを感じます。

ネットの評価をかなりチェックする

ネットには、相手を思いやらない意見や感想がガンガン飛び交っていますので、見ないようにするという漫画家や有名人も多くいます。しかし、諫山さんは、ネットの意見をチェックしているそうです。

叩き意見とか快く思っていない意見とか、熱心に読んでくれてる人ほど悪く言うことがあるので、結構参考にして助かってます。

これは、やろうと思ってもなかなかできるものではありません。自分が傷つく意見も目にするわけですから、人によっては耐え難い苦痛になるはず。なぜこんなことができるのか?それは、その次に述べられていた下記の言葉で納得しました。

元々、そんなに完璧じゃないという気持ちがあるので、やっぱりそうだよね、という感じでどこが悪いところなのかを探すことができる。もしこれが人生の全てを懸けて完璧なものを描いたという気持ちだったら、逆に見れないかもしれない。

なるほど、完璧なものを描いていないので、悪い指摘が出るのは当たり前だと思って読む。そして、意見をしっかり読むことで自分の気付かなかった悪いところにも気付ける。この考え方は、漫画だけでなく、生きていく上で大切な考え方のように思えます。

あと3年ぐらい…

『進撃の巨人』は、伏線が張り巡らされていて、「この先どうなるんだ!?」という期待感が強い作品です。僕は、最初から最後までストーリーが全て決まっているんだろうなと思って読んでいたのですが、意外にも、諫山さんは下記のように述べています。

ラストはこういう感じの展開に持っていくという枠は最初の頃に有りました。でもそれは、かなり漠然としたもので、いざ描き始めると、どんどんディテールができていって、その場その場で展開を考えていく感じですね。

その場その場で考えているのに、あのしっかりと筋の通ったストーリーを崩さない展開を描き続けているのは凄いですね。さらに、最後の質問である「今はどの辺りまできているんでしょうか?」に対しては、下記のように答えていました。

折り返している、と思いたいですね。

(中略)

感情の流れを最低限描かなきゃ成立しないだろうっていう気持ちがあって、キャラの数も多いので長くなっています。映画的な考え方で一人ひとりのキャラが最初と最後で変わってなければ意味がないと考えているので、彼らが変わる瞬間を描きたいんです。

自分としては、あと3年ぐらい…。

続ける理由がしっかりしていて、人気が出ているから連載を伸ばしたいとかいう気持ちは一切無さそうな受け答えに見えます。生き残ったキャラたちが、最初と最後でどのように変わっているのか、伏線はどうやって回収されるのか、そしてラストはどのような結末になるのか。これから3年間も『進撃の巨人』から目が離せません。

※今回は、かなり膨大な特集から一部抜き出してご紹介しました。インタビュー内容が気になる方は、ダ・ヴィンチを読んでみてください。

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