人気が爆発するLINEクリエイターズスタンプの条件はこれだ!!

      2015/11/30

LINEスタンプ

LINE界のスタンプ王を目指して

2014年5月8日より、個人クリエイターが作成したLINEスタンプを販売できるようになりました。売上の50%を報酬としてもらえるそうです。一般的にシビアと言われるWebで活躍するデザイナーの皆さんは、まさに一攫千金のチャンスと思っても良いのではないでしょうか?ちなみに僕は、絵はからっきしですが、記念に今度作ってみようかと思っています。

では、人気がでるスタンプの条件は何なのでしょうか?クリエイターの中には、「自分の可愛いキャラを世に出したい!」という思いだけで作る方もたくさんいると思いますが、せっかくなら「狙うぞ一攫千金!」とか「スタンプ王に俺はなる!」って思いで頑張って作ったほうが、モチベーションも上がりますし、楽しいじゃないですか。ということで、売れるスタンプの条件を考えてみましょう。

人気スタンプを作るために

人気スタンプ、つまり多くの人に購入してもらえるスタンプの条件を考えるために、まずは、スタンプ購入の流れを整理します。簡単ですが、以下の流れでユーザはスタンプを購入します。

①売られているスタンプを見つける
②スタンプを購入することを決意する
③購入する ← 報酬発生!!

つまり、多くの人に①と②を突破してもらうスタンプを作成すれば?そう、億万長者です。

ユーザにスタンプを見つけてもらうには?

まず、LINEユーザが、あなたが作ったスタンプを見つけるのに、どのようなケースが考えられるでしょうか。基本的に、クリエイターが販売するスタンプを見つけるケースは以下の4つと考えて良いでしょう。

1. LINE上のスタンプランキング(人気スタンプ)で見つける
2. LINE上で他の人が使っているものを見つける
3. そのスタンプを使っている別ユーザからおすすめされる
4. 販売者もしくはその関係者による宣伝で見つける

1〜3については、まず使っている人がいないと成り立ちません。そもそも誰も使っていないものはランキングにも上がりませんし、誰かから伝わることもありませんからね。新着スタンプから見つけてもらえることもあるでしょうが、入れ替わりが激しいため、可能性は低いでしょう。つまり、スタンプを売りたいなら、宣伝を頑張りましょうということです。

あなたが有名であれば有名であるほど、その宣伝は効果があります。Facebook、Twitter、その他SNSでフォロワーが多い方や、アクセス数が多いサイトを運営している方などは、断然有利になってきますね。もしそうでない場合は、そのような人たちに宣伝をお願いする、または、ひたすら自分で宣伝をしまくる、といった形でしょうか。

自分にそんな知名度や影響力があってたまるか!と思う方は、当然ながら、コンテンツの質、つまりスタンプそのものの質で勝負する必要があります。1人にしか宣伝できなくても、そのスタンプの質が高ければ、そこから一気に広まる可能性が高くなるのです。では、1人1人にスタンプを購入することを決意させるにはどうすればよいか?

スタンプを購入してもらうには?

人がスタンプの購入を判断するとき、何を規準に考えるでしょうか。簡単に言うと、次の2つを満たしているものを購入します。

A. そのスタンプを使いたいと思う
B. スタンプの内容と価格が見合っている

まず、Bについては、一律100円となっているようです。つまり、Aもふまえると、あなたのスタンプは100円以上の価値があり、ユーザに使ってみたいと思わせるものである必要があります。ここで気をつけて欲しいのは、ユーザすべてが同じ規準を持っているわけではないこと。つまり、ある人にとって100円以上の価値があり使ってみたいものであっても、ある人にとってはカスみたいなスタンプになり得るわけです。

ですから、そのスタンプを誰に(どのような人に)使って欲しいのか?そう、ターゲットを絞る必要があります。そして、そのターゲットにとって価値のあるスタンプを作ります。ターゲットを絞りすぎると、一部の人にしか人気が出ないスタンプになってしまうため、ターゲットはなるべく広い方が良いです。

そこで、まずは、LINEを多く使っているユーザは誰か?を把握しましょう。例えば、「戦時中のあるあるネタスタンプ」みたいなのを作っても、当時を生きたお爺ちゃんがLINEを使ってなければ意味がないのです。

LINEの使用率が高い層をターゲットにする

下記は昨年9月の記事ですが、LINEは10〜20代の女子の使用率が圧倒的です。30代女性ですら、10代男子と引けを取らない数字です。今でも日本でLINEに代わるアプリが流行している話は聞かないので、この使用率は下がってはいないでしょう。

10代・20代女性の8割が「LINE」を利用

また、今は当時より男性の利用率も上がっているとは思いますが、経験上、男性よりも女性の方が、スタンプを利用する傾向にあるように感じます。メール同様、男性は文字だけでやりとりを済ませてしまうことが多いようです。つまり、より大勢に購入されるスタンプを作成するのであれば、10〜20代の女性をターゲットにしたほうが当たる可能性は高まると考えられます。

ターゲットが興味のあるジャンルを攻める

では、10〜20代女性の関心が高いジャンルは何か?ターゲットが好むジャンルを押さえておくことは重要です。特にLINEでは、会話でスタンプが使われるわけですから、何の会話をすることが多いのか?を考えてみます。

よく耳にするのは、「恋愛、美容、ファッション、グルメ」などでしょうか。スタンプは40個1セットのようですので、複数のジャンルを取り入れても良いと思います。特に使いやすいのは、やはり恋愛でしょう。男女共に興味のあるジャンルですし、恋愛にはさまざまな感情が入り混じります。恋愛で感じる「好き、嫌い、嬉しい、恋しい、楽しい、寂しい、苦しい」などの感情を表すスタンプがあれば、相当利用されると思います。

そして、何より、女性は可愛いものを好みます。ある程度クリエイターの腕が必要にはなってきますが、スタンプの絵柄が可愛いかどうかは、売上に大きく関係するでしょう。まとめると、可愛いキャラクターに、女性の関心が強いジャンルの感情を表現させることが、最も効果的と考えられます。

スタンプを使う目的を満たす

ここで少し見方を変えて、LINEでスタンプを使う目的を考えてみます。単に女子受けするイラストが可愛いだけのスタンプでも、使える状況が容易に想像できる内容でなければ、購入してもらうことは難しいですからね。目的は、以下の4つぐらいでしょう。

a. 単純な意思疎通のため

スタンプは、自分で文字を打つ必要がないのに、OKやNGといった返事や、喜び悲しみといった感情を簡単に表せるという点で、意思疎通に使われることがよくあります。

b. 恥ずかしさを隠すため

「愛してる」や「ごめんなさい」を、文字では伝えにくい場合もあるでしょう。そんなとき、スタンプを使えば、その恥ずかしさを隠しながら、思いを伝えることができます。

c. 相手を笑わせるため

スタンプには、くだらないものもたくさんあります。今それ使う!?みたいなツッコミをしたくなるような面白いスタンプを普段の会話の途中に織り交ぜて楽しい会話が実現できます。笑いにもシリアスなものからギャグ、コメディ的ものまで様々な種類があるので難しいところですが、作成するならまずは他の面白いスタンプを参考にすると良いでしょう。

d. スタンプを自慢するため

単純に、面白かったり可愛かったりカッコよかったりといった、自分がそのスタンプに感じている魅力を他の人にも見せて自慢したい場合もあるでしょう。これまでの条件が全て揃っていれば、十分自慢できるスタンプだと思います。

企業のスタンプには無い魅力を作る

最後に、企業のスタンプとの比較の点から考えてみます。企業のスタンプは既に山ほどありますし、ユーザの皆さんも利用しています。今回、せっかく個人のスタンプを作るのですから、同じようなスタンプを作るのではなく、個人ならではの魅力のあるスタンプを作ることで、より人気が出ると予想できます。

企業のスタンプの特徴は何か?僕は、前々から思っているのですが、企業のスタンプには「セリフ」が少ない気がしています。キャラクターの可愛いイラストは一級品なのですが、「そのキャラクターが何を言いたいのかは、イラストから自由に読み取ってくれ」という感じのスタンプが多いのです。

しかし、実際スタンプを使いたいときは、何かをメッセージとしてハッキリ伝えられた方が嬉しいと思いませんか?「今日は仕事で会えない」と彼氏に言われたとき、彼女としては、”いじけたキャラのイラストのスタンプ”を送るよりも、”いじけたキャラが「会いたかったなぁ…」と呟いているスタンプ”の方が、しっかり気持ちが伝わるでしょう。

企業のスタンプにイラストのみのものが多い理由はわかりませんが、やはり自分の企業のキャラを人気キャラに育てたいため、言葉によるイメージを付けたくないのではないかという気がします。全国の多くの公式ご当地ゆるキャラが喋らないのと同じように。また、漫画やアニメキャラのスタンプもありますが、そのキャラを崩さないために、あまりセリフを付けていないのではないかと予想されます。

つまり、個人スタンプの強みを活かすのであれば、既存の企業のスタンプには言えなかったようなセリフをどんどん言わせてしまえばよいのです。LINEの審査に引っかからないほどに、個性的なセリフをガンガン言わせて、LINE界のふなっしーを目指してみてはいかがでしょうか。

改めて、人気のスタンプを作るには?

長くなりましたが、以上を踏まえて、あなたの作るスタンプに以下の条件が揃っていると、人気の出る可能性が、つまりあなたが億万長者になれる可能性が高くなるのではと考えられます。全てでなく、どれか1つが突出していても、話題性が高くなり人気が出るかもしれませんね。宣伝力があれば、さらに有利になります。

  • 女子に受けそうな可愛いイラスト
  • 女子が関心の強いジャンル(恋愛等)の感情を伝えられる
  • 単純な意思疎通ができる
  • 言葉にするには恥ずかしい内容を含む
  • 面白い、笑える内容を含む
  • イラストだけでなく、セリフをつける

さて、どうでしょうか。多少仮定を元に考えた部分はありましたが、確かに人気が出そうな気はします。ちなみに、以下記事のスタンプは、見事に条件に当てはまっているように見えますね。いいですね…僕もパリ行きたいです。こんな条件考えている暇あったら1個でもスタンプ作れって感じですね。

LINEクリエイターズスタンプ1位:「返事をくれない彼氏を追い込むLINEスタンプ」の秘話を作者に聞いてみた 売り上げは「パリ5日間の旅に行けるくらい」 - ねとらぼ

また、下のスタンプなんかも、セリフが巧みで面白いですね。

アメリカンポップ関西弁 - LINE クリエイターズスタンプ

しかし、作る人が作りたいものをつくる、というのが、作る側も一番楽しいですし、その方が質の良いものができたりするものです。クリエイターの皆さん、お金ばかりに目をとらわれてはいけませんよ!!

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