学歴フィルターと就活生の幸せについて

      2015/01/23

就活

就活生よ、幸せになりたいなら、学歴なんて気にするな

企業の学歴フィルターとは

前々から聞いていた言葉ではありますが、「学歴フィルター」とやらが、就活生を苦しめています。学歴フィルターとは、企業が学歴によって就活生をフィルタリングする、つまり学校のレベルでふるいにかけるのです。

就活生の進路をはばむ「学歴フィルター」 企業の門前払いは「違法」でないのか?

上記記事によると、まだ席が空いている説明会の日程が、学歴に応じて「満席」になることもあるとか。これが本当であれば、さすがに就活生側から見るとあまり良い印象は受けないでしょう。就活がうまくいかないで自殺する人や、ブラック企業なんかがよく話題になるこの時代ですので、学歴について、僕が就活生に覚えておいてほしいと思うことを書き連ねます。

学歴で判断して問題ないのか?

そもそも、レベルの高い大学の出身者が優良企業に就職できるというのは、昔からある話で、当然といえば当然とも言えます。学生時代から努力してきた人は、仕事でも努力し成長できるはず、と企業が考えるのは、間違っていないでしょう。そして、それは高校生の頃から誰もがわかっていることで、それが理由で受験戦争が起きているのですから、就活の時期になって、それが間違っているとか不公平だとか言うのはおかしい気もします。

就活生は、選べる企業や職種を広げたいのであれば、学生時代に努力し、入りたい企業の相応の大学を目指すべきだったのでしょう。ですが、企業側は、そう考えていたとしても、大学だけで判断しているのではないということが伝わるような断り方にするのが大人のマナーかと思います。

学歴に頼っていては、幸せになれないこともある

前述の話で締めてしまっては、いまいちな大学に入学してしまった人には、少し夢のない話になってしまいます。僕が言いたいのは、全くもってそこではありません。大事なことは、高い学歴が幸せに繋がるわけでは決してないということ。世の中の学生さんには、良い大学に行ったから、幸せが保証されているなんて思って欲しくはないし、いまいちな大学に行ったからって、幸せになれないなんて、単純な考えを持ってほしくないわけです。

僕は、就職では文系より理系の方が楽そう!という理由で高校で理系を選び、大学受験時はそれなりに勉強もしましたので、関西ではそれなりの大学に入ることができました。就活のタイミングは、リーマンショック後の、氷河期中の氷河期でしたが、就活活動自体は1ヶ月ぐらいで決まり、あとは遊んでいました。就職が簡単にできたときも、大学受験時に頑張っといて良かったわーというぐらいの感想でしたし、実際、その影響は大きかったと思います。

ですが、僕は、今その会社にはいません。職種はSE(SIerと呼ばれるところ)で、一般的に厳しいと言われるIT業界の大変な職種でしたが、そこそこプログラムも書けましたし、色々創るのは楽しかったこともあり、選択してみました。実際入ってみると、楽しかったのは研修までで、業務が始まるととにかく残業が多く、毎日24時まで働き終電帰り。残業代は出たので、たんまり儲けましたが、そのときは、お金なんてどうでもいいぐらいに疲れてました。それに、毎日仕事しかしていないと、精神的につらいんですよね、やっぱり。俺って何のために生きてんだっけなーみたいなことをよく考えてしまうんです。このままここで働き続けて、幸せになれるのかなって。

結局、学歴なんて気にされない

僕は、約2年半で転職しました。やはり、辞めるときは上司からは止められましたし、同僚たちは寂しがってくれましたが、自分の幸せを求めるために、環境をガラッと変えてやろうという思いは揺らぎませんでした。そして、今は、前職と給料は変 わらず、楽しく仕事ができています。転職前と比べると、こんな環境があったのか、と驚くほどの良い環境です。22時頃まで残業することもありますが、仕事自体が嫌ではなくなったことが大きいですね。

結局、学歴が転職の成功に影響したんじゃないの?って思われる方もいるかと思いますが、転職なんて、学歴はほとんど関係しません。前職でどんな仕事をしてきて、今何ができるのか?つまるところ、企業はそれが知りたいだけなのです。また、これは転職ではないですが、昔からの友達で、地元の小さな大学に行ったにも関わらず、とんでもない大企業に就職した奴も何人もいますし、もちろん仕事のしやすさや性格の良さと学歴は、関係するものではありません。大学なんて、おまけなんです。

また、僕は仕事を通じて、転職前の会社、そして今の会社の人たちに加え、派遣会社や、協力会社の方々などなど、様々な人たちと話しましたが、学歴の話をする場面は、就職時以外では、ほとんどありませんでした。言うなれば、高校入学後しばらく経って、出身中学校の話をすることがなくなってくるようなものでしょう。気になるのは最初だけなのです。

人の魅力は、いまここにいるその人自身が持っている

前述の通り、最終的には、学歴なんてどうでもよくなります。大切なのはその人の存在そのもの。その人を知る指標の1つとして、学歴というものがあるだけ。ですから、学歴どうこうなんて気にするだけ損なのです。学歴でふるい落とすような企業は、そこまでの企業だと思って、こっちから願い下げだという強い気持ちでいてほしく思います。学歴を気にせず会ってくれる企業には、自分の魅力を、自信を持って、自分自身でしっかり伝えてあげれば良いのです。

人 の幸せは、企業が決めるものではなく、自分自身が決めるものです。例え希望していた企業に就職できなかったとしても、他の仕事でやりがいを見つけて幸せに なる人もいれば、異動や転職により新しい環境で幸せになる人もいます。僕が幸せを感じられるようになったのも、今の環境を変えて、幸せになろうという意志 を持って動いたからです。

もちろん環境を変えても、改善しない場合もあります。しかし、やってみないとわからないのです。人間は、やって失敗した後悔より、やらずに失敗した後悔の方が、よっぽど後を引くそうです。ダメなら、成功するまで頑張ってみれば良いのですから。

就活生のみなさんには、学歴なんて気にせず、自分の幸せは何かということを意識して、頑張ってほしいものです。

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