現金はオワコン!全ての決済は、おサイフケータイに集約すべし

      2016/03/27

クレジットカード、プリペイドカード、ポイントカードなど、消費者が利用できるカードには様々な種類があります。カードを選ぶ際、ポイントが一番たまるもの、つまり最もお得なカードを選びたいと考える人は多いでしょう。しかし、中には「お得度」より、「多くの店で同じカードを使える」「手間や時間がかからない」ことを重視する人もいるでしょう。僕もその一人です。

そこで、今回は、「カードをできるだけ少なくする」ことを目的とし、選びの基準を「可能な限り多くの店舗で、同じ支払い方法で手間なく素早く決済する」こととした場合、どのカードを選択すればよいのか?を考えてみました。店によって出すカードが違うのは面倒くさいですし、毎日の買い物の支払いなんて一瞬で終わらせたいですからね。

支払いを集約させると、買い物がめっちゃ楽になる

昨今、様々な店の支払いが、カードを使って一瞬でできるようになりました。クレジットカード然り、電子マネー然り。これなら、現金を出すより、カードで支払った方が断然スムーズに買い物できます。しかし、店によって使えるカードにはばらつきがあります。この店ではこのカード、この店ではあのカード。お店ごとに、カードの種類や場所を覚えたり探すのは、とにかく面倒くさい!

全ての店舗で同じカードを使って買い物できたら、どんなに楽か。想像しただけで気持ちが良くありませんか?財布の残金も気にせず、小銭を数えたりお釣りやレシートをもらったりせずに、何も考えずに同じカードをスッと出しておけば、決済完了なんですからね。そんなことを考えて、今回は調べた結果を記事にしてみました。

素早く決済するなら絶対に「電子マネー」

最近は、クレジットカードも、少額の場合はサイン不要です。しかし、クレジットカードは、非接触型の電子マネーと比べるととにかく遅い!店員が、「カードを切る」、「レシートが出るのを待つ」、「レシートを渡す」という動作をするため、その時間がロスになるのです。さらに、「一括ですか?」「はい」というやりとりもありますし、サインを求められたときはさらに面倒です。

こちとら帰って早くのんびりしたいのに、そんな数秒は捧げたくありません!1回の買い物で5秒のロスが1日3回あったとすると、1年で90分以上のロスになります。90分あればドラマ1本見て風呂入れます。

ということで、素早い決済のためには、やはり「ピッ」とかざすだけの非接触型電子マネーが良いと思われます。可能な限り多くの店で使える電子マネーはどれなのでしょうか?もちろん使う店によって選ぶべきものは変わってきますが、一旦数字で見てみます。

一番多くの店で使える電子マネーはどれだ!?

主な電子マネーについて、使えるお店の数や、使っている人の数、コンビニでの利用可否を比較してみます。人によっては、「この店だけで使えれば良い」という場合もあるでしょうが、多くの人にとっては、様々な店で使える電子マネーが一番良いでしょう。

2015年4月現在で公表されている最新情報を調べた結果を表にまとめています。調べるのスゲー大変だったんすけど!他のサイト古い情報多すぎだし!さっさと最新化してくれ!

項目 楽天
Edy
nanaco WAON Suica PASMO ICOCA iD QUIC
Pay
発行枚数
/会員数
8,540
万枚
3,548
万枚
4, 420
万枚
4,698
万枚
2,674
万枚
1,011
万枚
2,064
万人
390
万人
利用可能店舗数
/端末台数
39.6万店 15.6万店 19.2万店 27.7万店 27.7万店 27.7万店 53万台 35万台
セブンイレブン ×
ローソン × ×
ファミリーマート ×
(一部除く)

(一部除く)

(一部除く)
サークルKサンクス × ×
ミニストップ ×
おサイフケータイ対応 × ×

上の表の通り、利用可能店舗数やコンビニ対応を見ると、「Edy」、「Suica」の2つが魅力的に見えます。これらはプリペイド型ですから、ポストペイ型を検討に含めるとすると、「QUICPay」も候補に挙がります(iDはdocomo携帯のみという残念な仕様のため除外)。

ちなみに、注意して欲しいのですが、iDとQUICPayは「店舗数」ではなく「端末台数」でカウントしていますので、店舗数として数えると相当減るはずです。1店舗数十台もあり得ますからね。

※カードごとの調査時期は以下の通り
・楽天Edy,nanaco,Suica,PASMO,ICOCA:2014/11時点
・WAON:2014/9時点
・iD:2014/7時点
・QUICPay:2014/3時点

最も使い勝手の良い電子マネーはどれだ!?

上で厳選したカードたちは、主要なお店では概ね問題なく使うことができるでしょう。それでは、これからは各カードの特徴をふまえて、どれにするかを決めることとします。これだ!と言えれば良いのですが、一長一短がありますね。

Suicaは電車で使えるが、オートチャージがいまいち

電車やバスに乗るときも電子マネーで支払いたい!という願いを持つ人は多いでしょう。そのため、それだけでSuicaの評価は高くなります。ただし、減点要素として、Suicaにオートチャージできるクレジットカードには制限があります。

なんと、「ビューカード」でないとダメなんです。これってかなり致命的です。後述しますが、オートチャージで「入金の手間」をなくさないと、プリペイドカードは不便です。残金がいくらだから、いくら入金して…みたいなことやってたら、現金を財布に入れているのと同じような手間がかかってしまいます。

つまり、「どうしても電車に乗るときも電子マネーで支払いたい!」という場合を除いては、Suicaはオススメできません。ただ、「チャージぐらい自分でやるよ!」という方であれば全然OKです。

Edyは「楽天」がダサいが、我慢できる

一方、Edyは電車には乗れませんが、最も多くの店舗で利用できます。年会費はありませんし、オートチャージも普通のクレジットカードで可能です。使い勝手ではかなり評価が高いでしょう。ただ、1つだけ、「楽天」の文字がダサい…。個人的にオシャレなものが結構好きなので、この「楽天」の表示は大変残念に思います。みんな気にならないのかな?

そもそも僕は楽天を利用しません。商品の紹介ページが胡散臭いものが多い気がするんです。以前、楽天でスゴい高評価だと書いてあるハンガーを買ったら、あまりに使いにくくて、それ以来楽天では買ってません。そのため、Edyで楽天ポイントが溜まったところで、あまり嬉しくはありません。

しかし、「最も多くの店舗で使えるカード」という大きなメリットは無視できません。ダサいことは目を瞑ればいいですし、今回はポイントによるお得度は度外視するため、楽天を使うかどうかは関係なし。そういう意味では、Edyを使うという選択肢は有力になります。

プリペイド(前払い)とポストペイ(後払い)の違いは微々たるもの

上記表のカードでは、iDとQUICPayは「ポストペイ型」、それ以外が「プリペイド型」になります。一般的に、ポストペイ型は、クレジットカードと同じ後払いのため、使い続けると簡単にとんでもない額になってしまうと言われます。その点、プリペイドは事前に入金が必用なので、無駄な出費が減らせる、と。

しかし、僕は、プリペイドもポストペイも、さほど変わらないと考えています。ポストペイだからといってお金を使いすぎるような人は、プリペイドでも大して変わらないでしょう。逆に、プリペイドは入金の手間がかかるとはいえ、オートチャージ機能(数千円以下になったら自動で入金)があるため、差はあまりありません。紛失リスクについては、ポストペイの方が高そうですが、保険や凍結などのレベルは、クレジットカードと同等ですから、それほど気にする所でもないと思います。

結局、プリペイドもポストペイも大して変わらないと考えれば、利用可能店舗数を考えると、QUICPayの魅力は、クレジットカードによるポイント付与です。しかし今回はポイントについては考えません。

「おサイフケータイ」を使えば全てが集約される

しかし、Edyが全ての店舗に対応しているわけではないし、電車やバスに乗る人はSuica、Pasmoが欠かせないのは事実です。そんな人たちの「いろんなカードは所持したくないけど、一瞬で支払いを済ませたい」という欲望を満たすのが、おサイフケータイです。カード無しで、スマホ1つあればOKです。正にカード選びの最終型と言えるでしょう。いつも持ってるスマホを店の端末にタッチするだけなんですから。

最大のメリットは、おサイフケータイには「複数のカードが同居可能」ということです。Edy、Suica、QUICPay全てを同居させてもよいのです。どれを使うかは、レジで一言言うだけ。であれば、全部入れておいても良いのではないかと、個人的には思います。いくら登録しても、支払い方法は、「スマホをかざす」1つに集約されていますから。

よく、スマホはバッテリーの持ちが気になると言われます。確かに、夜に充電し忘れた日には、翌朝から買い物できない、なんていう可能性もゼロではないわけです。しかし、よく考えると、携帯の充電が切れていることなんてほとんどないでしょう。そう考えれば、リスクはほとんどありません。

あと10年もすれば、恐らく電波を使ってどこでも充電できるようになり、電池の持ちなど気にしない世の中になるでしょう。それまでは、モバイルバッテリー等によるリスク対策が必要ですね。

最終的に選ぶべきカードは?

色々な点から見てみましたが、結果として「可能な限り多くの店舗で、同じ支払い方法で手間なく素早く決済する」ためのカードはどれか?という問いに対しては、Android派の人に対しては、「おサイフケータイを使う」が究極の答えとなります。中に「Edy」と「Suica」を入れておけば、交通系含む大抵の店舗で支払い可能でしょう。

しかし、「iPhoneにはおサイフケータイなんかないんだよコノヤロウ!」と思われた人も多いはず。そんな人には、とりあえず「Edy」を持つことをオススメします。店舗数も使い勝手も良いですので。もし、交通系を良く使い、かつオートチャージ機能を気にしない場合は、「Suica」でも良いでしょう。しかし、とことん集約させたいのであれば、おサイフケータイ機能付きの携帯を買ったほうが良いと思います。

ということで、以上をめんどくさがり屋の電子マネー選びの参考にしていただければと思います。ありがとうございました。

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