PS4のおすすめソフト「ドラゴンクエストヒーローズ」

      2015/11/29

ドラゴンクエストヒーローズ レビュー

PS4でおすすめソフトを探している人へ、やっと心からおすすめできるソフトが発売されました。「ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城」です。

このソフトについて、レビューや評判が気になる人も多いかと思います。そこで、今までドラクエに持っていたイメージや、無双ソフトと比較してみて、実際に面白かったかどうかを正直な感想としてまとめてみます!

結論からいうと、間違いなく面白い!買うかどうか迷っている人は、今すぐ買うべき!最近はPS4のCMも増えてきています。もうすぐFFも出ますし、「そろそろPS4を買うか」という気になってきた人は、このドラクエヒーローズを、PS4購入のきっかけにしてもいい程、クオリティの高いソフトかと思います!それでは、RPGの大きな3要素となる「ストーリー」「戦闘」「システム」の3点からレビューしてみます。

ストーリーは「ドラクエ」らしい王道RPG!

ドラゴンクエストヒーローズ タイトル

思わずわくわくしちゃうタイトル画面

まずは、RPGの肝となるストーリーから。ドラクエと言えば壮大なストーリーも売りの1つです。今回はアクションRPGですので、通常のものとは毛色が違いますが、どのようなストーリーなのでしょうか。

突然暴れだした魔物から世界を救う

舞台は、人間と魔物が共存して暮らす世界。オープニングムービーでは、あのゴーレムが子供に風船を配っているぐらい、誰もが平和に楽しく暮らしています。しかし、ある日突然、魔物たちが暴れだし、人々を襲うようになってしまいます。

ドラゴンクエストヒーローズ ギガンテス

今にも進撃してきそうなギガンテス

主人公となるのは、一国の親衛隊長を勤めるアクトとメーア。2人は、その謎を解き、世界の平和を取り戻すために旅立ちます。なんというわかりやすい王道中の王道なストーリー!なのに、驚くほど新鮮な印象を与えられるんです。それは、今までにない綺麗なムービーや、初めての声の演出による効果でしょう。わずか数分のオープニングを見るだけで、鳥肌がたつほどワクワクしてしまいました。

おつかい要素なしでサクサク進むストーリー

ドラクエヒーローズには、RPGでよくある「おつかい要素」、つまりは街の住人たちの話を聞いて、「あれをあの店で買ってくる」だとか、「あれをあの家でもらってくる」といった、かったるい作業はありません。

拠点となる、「キャンプ」や「被空挺(戦艦)」では、様々な人に話しかけたりできますが、基本的には戦闘メインのゲームです。拠点で武器や防具などを準備し、戦闘に勝利するとストーリーが進む、という流れです。

ドラゴンクエストヒーローズ アクトとメーア

いつも自分の作戦が完璧だと主張するアクトを睨むメーア

そのため、物語はビックリするぐらいストレスなくサクサク進みます。最初は、「これでストーリーに感情移入できるのか?」と少し不安も感じたのですが、全く心配いりませんでした。なぜなら、毎回綺麗で迫力のあるムービーが入るからです。かつてのドラクエキャラが動いて喋るのは、見てるだけで楽しすぎます!

「いやいや、おつかいもあってのRPGだろ!」という人には、ゲームの本筋とは違う、クエスト要素として、ちょっとしたアイテム集めなんかもあります。「称号」などの、コレクター魂が揺さぶられる要素もありますので、やりこみたい人も満足できるでしょう。

溢れ出る「ドラクエらしさ」に感動

ストーリー含め、全体を通して、そこかしこに溢れ出るドラクエらしさには感動を隠せません。オープニングからしてヤバイんです。ドラクエのテーマ曲はもちろん、カーソル選択した音ですら、「これぞドラクエだ!!」という懐かしさが込み上げてきます。

そして、もちろん歴代のキャラたちの登場も、ドラクエらしさを存分に引き出しています。Ⅴでどちらを嫁にするか散々悩んだビアンカやフローラを、こんなにも自由に激しく操作できる日が来るなんて!そんな夢にまで見た光景が味わえるゲームなんです。

初のボイス付きドラクエも違和感なし

ドラクエヒーローズは、シリーズ初のキャラクターボイスに挑戦しています。初めてのものというのは、一般的に受け入れられにくいものですし、メインの2人は声優でなく芸能人ですから、「あまり期待はできないかな」と思っていたのですが、これも良い意味で裏切られました。

ドラゴンクエストヒーローズ アリーナ

アリーナやクリフトももちろん喋る

どのキャラも、そのイメージを崩さない声の人を選ばれていて、「あぁそうそう、このキャラはこんな声!」と思わされたのは、本当に驚きです。きっと、一人ひとり、相当な厳選を経た結果なのでしょう。 松坂桃李さんも桐谷美玲さんも、思ったよりしっくりきていますし、しょこたんも完全にアリーナになりきっています。片岡愛之助さんも全く違和感ありません。

戦闘はシンプルで無双より面白い!

次は、このゲームのメインとなる戦闘についてです。かつてのドラクエからは想像もつかない無双チックな戦闘には、賛否両論あるかとは思いますが、僕はめちゃめちゃ楽しめています。いくつかポイントをご説明しましょう。

基本は無双を踏襲した完璧な「爽快感」

無双シリーズを経験したことのある人ならわかると思いますが、溢れ出る敵をガンガン倒していくその戦闘方法は、三國無双や戦国無双に似た快感を覚えます。

画面上に群がる何十匹の魔物たちを、必殺技でぶっ飛ばす気持ちよさは、無双シリーズならではです。PS4なら、どんなに敵がわんさかいても、処理落ちすることなく快適にプレイできます。

基本的な操作方法は、他の無双系ソフトを踏襲しています。それでいて、攻撃のエフェクトはいかにもドラクエ的な感じで、炎、氷、雷などなどが、他の無双系よりふんだんに使われており、ファンタジー要素もしっかり再現しています。

細かな必殺技は、MPを消費して使えます。ここはドラクエオリジナルですね。「はやぶさぎり」なんて懐かしい技を存分に繰り出す楽しみも、ドラクエヒーローズならではのものでしょう。

また、他の無双系でいう「無双ゲージ」の代わりに、「テンションゲージ」が用意されています。テンションゲージがMAXのときに必殺技ボタンを押すと、各キャラに用意された超強力な必殺技を放てます。初めてギガデインを放ったときは、鳥肌ものでした。

仲間のモンスターを召喚できる

ここから先は、戦闘における他の無双シリーズとの違いを重点的にご紹介していきます。まずは、モンスターの召喚から。敵モンスターを倒すと、たまに「モンスターコイン」と呼ばれるコインが出現します。これを使うと、モンスターを召喚し、戦わせることができます。

このゲームは、「○○を守りきれ!」といったような戦闘もあり、1人ではクリアできない状況も多々存在します。そこで、仲間モンスターを召喚すると、各々の得意な技を繰り出して戦ってくれます。また、各モンスターは、オフェンス型、ディフェンス型などの特性を持ち、状況に応じてどこにどんなモンスターを配置するか、という戦略的な部分も十分に楽しめます。

操作キャラを切り替えられる

メインとなる戦闘メンバーは4人です(モンスターは除く)。こちらは、ルイーダの酒場でプレイヤーが選択したメンバーになります。そして、戦闘中にL2ボタンを押すと、順番にキャラが切り替わります。過去の好きなドラクエシリーズのキャラで、様々な技をぶっぱなせるのも、このゲームの楽しみです。

ドラゴンクエストヒーローズ ルイーダの酒場

毎度おなじみ、ルイーダの酒場

各キャラそれぞれに、MPを使って消費できる技と、テンションMAX時に使える必殺技が用意されています。ドラクエⅥのテリーの「ジゴスパーク」だって使えます。それぞれどんな技を持っているか見るだけでウキウキしますね。

ルーラが唱えられる

物語を進めると、戦闘中に移動魔法「ルーラ」を唱えることができるようになります。無双シリーズでは、様々な場所で仲間がピンチになって、移動が大変でしたが、ルーラが使えることで、そんな移動ストレスを解消できますし、戦略的な楽しみも増えます。

ただし、どこでも移動できるわけではなく、戦闘フィールド内に設置された、決められたポイントにのみ移動できます。うまく使いこなせば、戦闘時間も短縮できるでしょう。

リアルサイズの魔物と戦える

ドラクエ好きにはたまらないのが、このリアルサイズの魔物たちです。「こいつってこんな大きさだったの!?」ってほど大きな敵も出てきます。ギガンテスの大きさには誰もが驚愕するでしょう。普通に戦うと、足しか見えず、体の大部分が画面からおもいっきりはみ出るレベルです。

サイズだけでなく、動きもリアルタイムで動くのがまた面白いんです。2Dでは表せなかった動きと迫力が、余すところなく表現されています。例えばキラーマシンの攻撃とか、格好いいんですよ。雷攻撃受けてピヨる姿とかも、メカっぽくてリアルです。

難易度は思ったより簡単すぎない

そして、皆さんが気になる難易度。ドラクエですので、子供向けに優しく作られているのかなと思いきや、全くそんなことはなく、ただ連打するだけでは絶対にクリアできません。敵の弱点や、仲間モンスターの呼び方、キャラの切り換えなどを巧みに使うことが求められます(実は僕、オープニングムービーにたどり着くまでに死にました笑)。

ですから、「簡単すぎてつまんないんじゃね?」と思っている人は、心配しなくて大丈夫で、十分にやりごたえのあるゲームです。そもそも、漢字もふんだんに使われていて、子供読めないんじゃね?とか思うものもちょくちょく出てきますね(「翡翠」とか、ふりがななしで出てきたり)。

パラメータや成長システムは単純明快!

では、キャラクターのパラメータや成長システムについて見てみましょう。こちらは「かつてのドラクエと同じかな?」と思ったのですが、少しアレンジされています。

武器や防具はドラクエそのもの

武器や防具については、基本的にかつてのドラクエでお馴染みのものが踏襲されています。ただし、さすがに主人公は親衛隊長なので、序盤でも「ひのきのぼう」や「なべのふた」というわけではないです。

ドラゴンクエストヒーローズ 武器屋

見たことのある武器がいっぱい

武器屋や防具屋の「ここで装備していくかい?」も健在です。また、小さなメダルを集めることで手に入る武具もあります。まだ入手していませんが、「きせきのつるぎ」なんかも手に入るようです。最強武器や防具を集めようと思うと、結構大変そうですね。コンプリート欲が強い人には嬉しいですね。

レベルアップは戦闘中に

レベルは、今まで通り、敵を倒すことで得られる経験値によって上がります。過去のドラクエは、戦闘後に経験値を得てレベルアップしていましたが、ドラクエヒーローズでは戦闘中に一匹ずつ敵を倒すごとに経験値が入るため、戦闘の最中にレベルアップします。

レベルアップすると、HPやMPが全回復するため、この無双形式の戦闘では、非常に有りがたいんですよね。また、レベルアップ時のお馴染みのファンファーレも流れますので、ドラクエらしさを求める人も安心してください。

戦闘で溜まったスキルポイントを振り分けて技を習得

キャラクターは、戦闘で得た「スキルポイント」を振り分けることで、新たな技を習得します。「そういう細かい作業めんどくさいんだよな」と思う人もいるでしょうが、そちらも心配無用です。必要な操作は、「覚えたい技を選択するだけ」ですので。

もちろん、それぞれの技を覚えるのに必要なスキルポイントが定められています。強力な技であればあるほど、多くのポイントが必要になります。ちなみに、教会でお金を払えば、最初からスキルポイントの割り振りをやり直すこともできます。「教会、そこ金とるんかい」って感じですが、やり直しが効かないよりは親切な設計ですよね。

キャラクターのコスチュームも変えられる

キャラクターの見た目は、装備品によって少しは変わりますが、もっと全体的に変えたい場合は、コスチュームを変更すれば可能です。僕はまだ1つしかゲットできていませんが、気分を変えたいときや好きなコスチュームがあるときは、着替えてみるのも楽しいでしょう。

おそらく、女性キャラには、きっとかなりセクシーなコスチュームも用意されているでしょう。世の中の少年たちには、夢踊るシステムですね。なかったら配信してくださいスクエニさん!

個人的にイマイチだったところ

ここまでお伝えしている通り、面白さがところ狭しと詰められたドラクエヒーローズですが、個人的にイマイチだなと思われる点が2つありますので、一応お伝えしておきましょう。

1人プレイ専用

無双系のゲームですので、2人プレイでも楽しめるものと思っていましたが、このゲームは1人用です。同じ部屋に友達を呼んで協力して敵を倒すなんてことはできません。

これに気づいたときは少しがっかりしましたが、よく考えるとRPGって大体そんなもんですよね。物語りに没頭するという意味では、正解なのかもしれません。

仲間への命令はなし

なんとなく、「ガンガンいこうぜ」や「いのちだいじに」なんて命令ができるものだと思っていましたが、命令コマンドはありませんでした。

基本的に、自分のプレイしているキャラ以外は、周りで控えめに戦います。プレイヤー以外がどんどん敵を倒しまくると、難易度が一気に下がるからではないかと思われます。

予想外に良かったところ

逆に、期待してなかったけど予想外に良かった点もいくつかありますので、ご紹介します。

とにかく景色が綺麗

これはPS4だからなのかもしれませんが、景色がすごく綺麗で、リアル感が半端ないです。ドラクエⅧなんかの比じゃないですね。草木も空も見てるだけで癒されるレベルです。よく見ると雲ものんびり動いてたりしますし。細部までこだわってるんだなぁという印象が強いです。

モンスターが大量に出ても処理落ちしませんし、安定感も抜群です。PS3版はどうなんでしょうね。少し前に出たドラゴンボールゼノバースの方は、PS3だと処理が追い付かないようです。無双は散々作られてるから、大丈夫な気はしますが。

無料の追加コンテンツ有り

最近のゲームは、発売後に追加コンテンツが配信されることがあります。このゲームも同様で、無料の追加コンテンツの配信が、既に5週連続で予定されています。太っ腹なのか、開発が遅れてたから追加リリースするのかはわかりませんが、なんにせよコンテンツが増えるのは嬉しいですね。

これで、クリア後もイベントなどが追加されれば、長く遊ぶことができますね。きっと購入ユーザが増えれば増えるほど、コンテンツの追加が企画されると思いますので、皆さんぜひとも一緒にドラクエしましょ。

ゼシカがセクシー

良かった点の最後として、男子陣に向けて、これをお伝えします。本作には、ドラクエⅧで活躍したゼシカが登場しています。このゼシカ、この記事のトップの画像にもあるように、とにかくセクシーなんです。

ドラゴンクエストヒーローズ ゼシカ

ゼシカとメーアなら僕はゼシカ派です

もう、思春期の男子は、ゼシカを見るためだけにこのゲームを買ってもいいのではないでしょうか。Ⅷ時代からグラフィックが大きく進化したゼシカの「ハッスルダンス」や「セクシービーム」が見たいのなら、迷っている暇はありません。今すぐ買いましょう。

さいごに

今多くのゲーマーが大注目している、PS4/PS3の最新ソフト「ドラゴンクエストヒーローズ」について、渾身の力でレビューしてみました。レビューの仕方にもいろいろありますが、僕は「このゲームの面白さ」が読んでくれる人に伝わればいいなという思いで書きました。ちょっと長かったですね。

色々書きましたが、結論としては、今までのドラクエでは味わえなかった「魔物の大群を蹴散らす爽快感」と「プレイヤーや魔物の動き・サイズのリアル感」を感じられる、「新しいドラクエ」がここにある!と言えるゲームです。

PS4を買うタイミングを窺っている人、新しいドラクエを体験したい人、ただただ爽快感を味わいたい人、いろんな人におすすめできる「ドラゴンクエストヒーローズ」を、ぜひあなたにも体験してほしいと思います。

 - ゲーム